2009年11月30日 (月)

拳の歴史

ボクシングとは,実は罪深いスポーツである.

古くは,英国による植民地支配に利用されている.ボクシングは,力だけは勝てない.技術が必要.
英国チャンプが,各国の猛者を,技術でノックアウトしてきた.それを見て,現地の人は,英国人には勝てないという劣等感を植え付けられた.

その後,チャンプの座が英国から米国に移るとき,大きな問題となった.

さらには,米国の中で白人から黒人に移るとき,大きな問題となった.

ボクシングとは,そう言う歴史を持つ.

昨夜,内藤氏から,亀田氏にタイトルが移った.若者の挑戦,ライブドアの堀江氏 (わたしにとってはほぼ同年代ではある) の挑戦など,ほぼはねのけられた.

今の若者のほとんどは,親の世代ほど発展できないと思っているらしい.その一つに,経済のグローバル化がある.中国人と同じ能力や経験が持たない者の,賃金が中国人並みになるのは何の不思議もない.

だが,父とそうは違わない世代に勝ったのは,これらの世代の人々には,大きいのではないだろうか ? と思う.

わたしは,日本が中国と相対して勝つには,チームワークだと思う.だから,わたしは大半のマスコミに反して,二大政党制は反対.

二大政党制が浸透するとすれば,オバマの言う青や赤の日本の二色に塗られてしまう.日本を,地方対都市,富める者と貧しい者など,身近な者同士がののしり合う日本にはしたくない.世代間闘争も,もちろんのことだ.オバマはこれを消そうと躍起になっているが,米国で問題になっていることを改めて焼き直しする必要などない.

貧しい者の姿を晒し,視聴率を上げたマスコミ.だが,巡り巡って,自らの首を絞めた.マクロ政策がないと民主を非難するが,最もなかったのがマスコミだ.少なくとも,自らが窮する以上,国政に対してもその観点がなかったのは間違いない.

内藤氏にも,亀田氏にも敬意を表する.少なくとも,今夜できることは,全てやった.

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